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大腸がんの予兆を知る|早期発見で完治を目指そう

治しやすいが進行しやすい

車いすの人

治しやすいが油断は厳禁

大腸がんは、粘膜の細胞が異常を引き起こし、悪性腫瘍として身体へ悪影響を与える恐ろしい病気です。しかし早期発見さえすれば7〜8割は完治するため、がんの中では比較的穏やかだと言えるでしょう。恐ろしいのは大腸がんが起点となり、他の器官へと転移してしまうことです。大腸の粘膜細胞ががん化した場合、通常であれば他の器官に移る前に体内で破壊されます。しかし破壊されずに大腸表面までがん細胞が進行してしまったり、そもそも粘膜に直接がんができてしまった場合、近接する器官へと大腸がんが移ってしまうのです。その結果、肝臓がんや肺がんを引き起こして命に関わってしまいます。がん特有の転移という特性がある以上、比較的治りやすい大腸がんであっても油断してはいけません。

引き起こされる症状

大腸がんは治りやすいとはいえ、それは早期発見できた場合です。実際は自覚症状が薄いため見つけづらく、気づいた時には進行していたケースも少なくないのです。大腸がんによって引き起こされる症状は、やはり腹部に関わる不調です。糞便の正常な排出が妨げられるため、下痢や血便、便秘など異常便が多く見られるようになります。さらに糞便が大腸に残りやすくなるため、消化不良の原因にもなります。その結果おう吐を繰り返したり、お腹が張って激痛が走るといった症状が引き起こされるのです。ここまでの症状が出てくると大腸がんがかなり進行していると予想されますから、すみやかに胃腸科や消化器科、肛門科などのある病院へ駆け込みましょう。